[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ライフサイエンス局(OLS)
元記事公開日:
2017/02/16
抄訳記事公開日:
2017/04/11

ライフサイエンス分野の府省人事

New ministers for life sciences

本文:

ライフサイエンス局(Office for Life Sciences: OLS)の2017年2月16日付の標記発表では、2016年8月4日付発表(DW記事での公開は2016年10月11日)に対してその後の変更により更新された内容が示されている。更新された内容は以下のとおり。

●保健省(DH)関係の更新内容

保健担当政務次官にオサホフニー(James Richard O’Shaughnessy)卿が就任し、次の領域を主管する。 ※前任はプライア・オブ・ブランプトン(David Gifford Leathes Prior)卿

・保健省ライフサイエンス産業戦略
・Accelerated Access Review(AAR)
・EU離脱を成功裡に遂行
・バイオ医薬・医療技術産業
※AARは、NHS患者に必要な革新的薬剤、機器、診断へのアクセスの迅速化を目的としたレビュー

●ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)関係の更新内容

政務次官、プライア・オブ・ブランプトン卿がBEISのライフサイエンス産業戦略を担当。グレッグ・クラーク(Gleg Clark)BEIS大臣と協力してグローバル科学の新時代において世界をリードすべく英国の活力を監督する。

●ライフサイエンス機構(Life Sciences Organisation: LSO)

グレッグ・ハンズ(Gleg hands)貿易・投資担当大臣はLSOを代表して高価値の輸出・投資キャンペーンを主導する。

行政サポートが2つの省(BEISとDH)に跨るので、ライフサイエンスの課題は産業戦略からイノベーションの取り込みに至るまで両省の優先課題に全面的に組み込まれていくことになる。ライフサイエンス・セクターは引き続きライフサイエンス局(OLS)の支援を受ける。同セクターが最大の成果を達成できるように引き続き一体的に協力して業務を進める。

[DW編集局]