[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2017/02/23
抄訳記事公開日:
2017/04/13

科学、研究、イノベーションに2億2,900万ポンドの産業戦略投資

£229 million of industrial strategy investment in science, research and innovation

本文:

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2017年2月23日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

グレッグ・クラーク(Gleg Clark)BEIS大臣はこのほど、政府の最新の産業戦略の一環として、先端の先進材料開発およびライフサイエンス・物理科学中核研究センターの新設に2億2,900万ポンド相当の投資を行うことを発表した。

上記投資のうち1億2,600万ポンドはサー・ヘンリー・ロイス先進材料研究所(Sir Henry Royce Institute for Advanced Materials)向けの助成金で、マンチェスター大学に世界トップクラスの研究センターの創設と、併せてシェフィールド、リーズ、リバプール、ケンブリッジ、オックスフォード、インペリアル・カレッジの各大学への衛星拠点設置の支援に充てられる。ロイス研究所はグラフェン等材料研究の9つの主要領域を網羅しており、提案されている研究領域は4つのテーマ(エネルギー材料、エンジニアリング材料、機能材料、ソフト・マテリアル)にグループ分けされる。

クラーク大臣はまた、オックスフォードのハーウェル科学・イノベーション・キャンパスに拠点を置くロザリンド・フランクリン研究所(Rosalind Franklin Institute)へのライフサイエンス・物理科学全英中核研究センター新設に1億300万ポンドの政府投資を発表した。このセンターでは、ライフサイエンスと物理科学の両分野において世界のトップを行く英国の地位を基盤として、学術界と産業界を効果的に一体化させる。

[DW編集局]