[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2017/03/18
抄訳記事公開日:
2017/05/09

連邦経済エネルギー省が「デジタル・プラットフォーム」白書を発表(CeBIT2017)

Zypries bei Eröffnung der CeBIT 2017 – BMWi stellt Weißbuch Digitale Plattformen vor

本文:

ハノーバーでの国際情報通信技術見本市(CeBIT)ウエルカムナイトにおいてツュープリス連邦経済エネルギー省(BMWi)大臣がCeBITを開幕。今年度のCeBITのパートナー国は日本である。

ツュープリス大臣談:「日本は昨年のG7会議の議長国を務め、デジタル化を国際政治のアジェンダとして取り上げた。今年、ドイツは初めてG20のデジタル担当大臣会議を議長国として開催する。デジタル化は全ての人々に関係するもので、国境はない。力を合わせ、持続的かつ包括的な成長を可能にしていきたい。日本とのパートナーシップの中では既に、Industrie 4.0およびIoTの領域において具体的な目標に向けた取り組みを行っている。このことはまさに産業拠点ドイツにとって大きなチャンスである。今年のCeBITのパートナー国として喜んで日本を歓迎するものである」。

開会式に続きツュープリス大臣は日本の世耕弘成経済産業大臣と二国間会談を行い、様々な産業・経済政策的な協力について話し合う。

マッハニッヒBMWi次官はBMWiのブースで「デジタル・プラットフォーム」白書を発表する。また、パートナー国サミットを開催し、日本の企業が各社のイノベーションについて紹介する。

21日にはヴィーゼBMWi次官がCeBITにおいてGerman Acceleratorというイベントを開催する。German AcceleratorによってBMWiはドイツの情報通信技術およびライフサイエンス分野のベンチャー企業のアメリカ市場開拓を支援する。

BMWiブースでは約60に及ぶ企業、開発者、産業団体、研究所が製品や研究成果(特に電気自動車関係の情報通信技術およびスマートサービス・ワールド領域におけるサービス)を紹介する。

[DW編集局]