[本文]

国名:
EU
公開機関:
研究・イノベーション総局
元記事公開日:
2017/03/24
抄訳記事公開日:
2017/05/11
元記事の言語:
英語

欧州の新しい研究倫理行動規範

Commission welcomes new European Code of Conduct for Research Integrity

本文:

2017年3月24日付の欧州委員会(EC)研究・イノベーション総局による標記に関する発表記事の概要は以下の通りである。

欧州委員会は、本日、研究の質と信頼性の向上を支援するために、責任ある研究活動を促進することを目的とした、欧州の新しい研究倫理行動規範を受理した。

この新しい規範は、EU加盟国の科学・人文アカデミーが、その上部組織である全欧アカデミー連盟(All European Academies:ALLEA)を通じて、また欧州委員会と密接に連携することによって作成されたものである。

モエダス委員は、「欧州委員会による欧州の未来に関する最近の白書は、世界の課題に対応し、EUの人々のニーズに対応するためには知識とイノベーションが必要であることを示している。欧州の人々は科学への全幅の信頼を必要としており、それは最も高いレベルで研究倫理と完全性が保証されている場合にのみ達成される。これは、科学的な出版物やデータへのオープンなアクセスを保証するオープン・サイエンス・アジェンダと関連している。この倫理行動規範は、ヨーロッパ中の組織や研究者のモデルとして役立つと確信している。」と述べた。

この新しい行動規範は、EUレベルの主要な学術・民間の利害関係者と協議を行い、彼らの意見を最大限汲み取る形で立案されている。以前のバージョンと比較して、新しい規範では、データ品質と管理の重要性が増していることを含め、オープンサイエンスにおける進歩を考慮している。また、研究組織の責任を明確にし、完全性を重視した研究環境の促進を支援している。加盟国と研究機関が独自の政策と慣行を発展させ、EUの研究とイノベーションのより統一的なガバナンスに貢献するために、新しい規範は以前のバージョンよりも簡潔なものとなっている。

欧州委員会は、加盟国レベルでのこの行動規範の採択を支持するとともに、欧州レベルでは、EUの研究とイノベーション資金ファンディングプログラムであるHorizon 2020が出資するプロジェクトにおける研究健全性の基準として、この規範を実施する。

[DW編集局]