[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
未来創造科学部(MSIP)
元記事公開日:
2017/03/15
抄訳記事公開日:
2017/05/15

研究開発投資の方向と基準

「2018년도 정부연구개발투자의 방향과 기준(안)」제시

本文:

未来創造科学部は,2018年度政治研究開発投資の方向と基準を公表した。

科学技術基本法に基づき毎年策定しており,重点投資分野と効率化方策,分野別の詳細投資の方向を定めている。2018年度目標として「経済活力の回復と国民の幸せの実現」を提示し,3つの分野に重点投資するとしている。

[分野1]未来先導科学技術力の強化:
〇創意・挑戦型の研究強化に向けて研究者主導の個人研究及び競争型R&Dを拡大し,政府-民間,機関-機関,民-軍など多様な研究主体間の開放型研究協力のシステム構築戦略を議論
〇4次産業革命をリードするために不可欠な基礎科学(脳科学,産業,数学など)の支援を強化し,知能情報革新源泉技術を早期に確保する一方,自律走行差など既存の技術・産業の連携融合R&Dの重点支援

[分野2]経済原動力の確保
〇新市場 ‧ 新産業の創出を通じた経済活力の回復に向けて,未来成長動力,国家戦略プロジェクトなどの主要政策を積極的に後押しし,低迷している主力産業にICT 融合を強化する方策を用意
〇成果創出が有望な中小・中堅企業に様々な(後払い型,逆マッチング)方式でのR&D 支援を増やし,科学技術の創業活動の支援と研究産業の育成等を通じて質の良い雇用の創出を図る

[分野3]国民生活の質の向上
〇交通,物流,住宅などの公共サービスをスマート化‧ 高度化して国民のR&D の実感度を高め,微細粉塵などの生活有害要因に対する対応技術の確保方策を議論
〇地震,感染症などの大型災難・災害に対する効果的な対応体系の確立に向けて省庁間の協力型R&D 支援を強化し,気候変動や少子‧ 高齢化など中長期的なリスク要因に備えた先制的なR&D支援

〔DW編集局〕*本記事は在韓日本大使館科学官の協力を得て作成された。