[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
共同研究センター(JRC)
元記事公開日:
2017/03/24
抄訳記事公開日:
2017/05/19

2017-2018年のJRCのワークプログラムを承認

JRC’s Work Programme for 2017-2018 adopted

本文:

共同研究センター(JRC)の2017年3月24日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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欧州委員会が、ホライズン2020のもとで運営される2017-2018年の共同研究センター(JRC)のワークプログラムを承認した。ホライズン2020は、2020年までの期間にわたり研究およびイノベーションに資金供与することを目的としたEUの現行フレームワーク計画である。JRCのワークプログラムの主な方向性は、欧州委員会の政策的優先事項に従って定められており、JRCの実施事業を反映している。

JRCの活動はすべての政策分野にわたっており、各政策間の相乗効果や相殺関係の特定や、共同作業の促進に役立っている。特にJRCは、最小限のコストで過剰規制を回避しつつ、効率的な政策ならびに法律を策定することに重点を置く「より良い規制」のための欧州委員会の活動をサポートする。策定から実施まで、政策サイクルのすべての段階に関与するJRCは、EU法の質の向上を示す証拠を提供できる理想的な立場にある。

知識やJRCの戦略的焦点の管理方法を改善するという欧州委員会の目的を鑑み、ワークプログラムには、たとえば各地域の政策や災害リスク管理、移住および人口統計のための知識センター、ミクロ経済評価や複合的な指標・スコアボード、データとテキストマイニング、モデリングのためのコンピテンス・センター等の知識管理活動も含められている。

[JSTパリ事務所]