[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2017/04/07
- 抄訳記事公開日:
- 2017/06/01
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「農薬削減に役立つロボット技術とセンサー」に関するプロジェクト公募
- 本文:
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2017年4月7日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。
「農業・イノベーション2025」計画では、農業の進化に役立つデジタル農業関連の技術やツールの開発の重要性を強調している。”Ecophyto II”研究開発計画では、2025年に植物保護剤(農薬)製品を50%削減するための目標を2段階で定めている。これは農業機械(ロボットを含む)、外来植物相の持続的管理など5つの主要セクターを対象としたものである。
上記のような状況下で環境・農業担当省はROSE(Ecophytoに役立つロボット技術とセンサー)と称するプロジェクトの公募をANRと提携して近々開始する。本プロジェクト公募は植物保護剤(農薬)製品への依存度の低減を可能にする”Ecophyto II”計画に役立てることを目標とする。そのためにここでは耕作物の保護に関わる2つの側面(1つは適切な観察と把握、もう1つは適正な介入)に焦点を絞る。
本プロジェクト公募は、疫学的状況の適正な特性把握と新たな介入戦略の両方に役立つ革新的な技術解決策の開発を促すことに主眼がある。プロジェクト公募の開始は2017年6月の予定である。
[DW編集局+JSTパリ事務所]