[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2017/05/03
抄訳記事公開日:
2017/06/21

中規模企業のスマート・データ技術の利用支援

Staatssekretär Machnig: „Den Mittelstand beim Einsatz von Smart-Data-Technologien unterstützen“

本文:

マッハニッヒ連邦経済エネルギー省(BMWi)次官は5月3日「研究から経済的実用へ」と題してスマート・データ対話を実施。これに関してBMWiは概略下記のような報道発表を行った。

マッハニッヒ次官はスマート・データ対話において産業界、特に中規模企業にとってのスマート・データの重要性を強調し、「データは未来にとって重要な資源であり、日々の暮らしやビジネスなどあらゆる領域において記録され、保存されている。パターン認識および高度のデータ分析によって、革新的なビジネスモデル、製品およびサービスの基盤が築かれている。こうしてビッグデータからスマート・データが生まれる。ドイツの中規模企業のイノベーションのためにもスマート・データ・プロジェクトは重要な貢献を果たす。特に個人データのデータ・セキュリティおよびデータ保護を確保することが、経済的、社会的付加価値を生み出すためにも優先事項であると考える」。

技術プログラム「スマート・データ-データからのイノベーション(Smart Data – Innovationen aus Daten)」の研究結果について100名を超える専門家が議論した。革新的な、データに基づいたコンセプトの具現化、さらには革新的なビジネスモデル、サービス、製品をいかに中規模企業に定着化させることができるのかを重点的に話合った。

「スマート・データ―データからのイノベーション」技術プログラムによりBMWiは2014年から2018年までに様々な応用分野に向けた16のパイロットプロジェクトを支援している。スマート・データは連邦政府のハイテク戦略およびデジタル・アジェンダ政策の一環として推進されている。

[DW編集局]