[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2017/05/05
抄訳記事公開日:
2017/06/22

DRIVE-E アカデミー2017の募集開始

Einblicke in Zukunft der Elektromobilität: Bewerbungsstart für die DRIVE-E Akademie 2017

本文:

電気自動車をテーマとする後継者育成プログラムDRIVE-Eの募集が開始されることなり、BMBFはこれに関して概略下記のような報道発表を行った。

DRIVE-Eは、BMBFおよびフラウンホーファー応用研究促進協会(FhG)の共同イニシアチブによるもの。電気自動車の様々な側面に関心を持ち、それを職業としていくことを考える学生を対象とするものである。

DRIVE-EプログラムはDRIVE-EアカデミーとDRIVE-E学生研究賞の二つの項目からなっている。2017年8月1日までwww.drive-e.orgからオンラインで応募することができる。

電気自動車に彩られる1週間
10月ににシュトゥットガルトで開催されるアカデミーには応募者の中から厳正なる審査を通った50名が参加する。参加費用は無料であるが、旅費は自己負担となる。様々な催しの1週間であり、アカデミアや産業界の専門家による講演、ワークショップ、試乗会、会社訪問が待っている。同時期に開かれる電気自動車シンポジウム(Electric Vehicle Symposium)に世界中から参加している専門家の講演を生で聞くことができる。

DRIVE-E学生研究賞によって若手科学者の研究活動を表彰
アカデミーの応募とは別に、学生と大学院生は電気自動車をテーマとしたプロジェクトおよび卒業研究でDRIVE-E学生研究賞に応募することができる。「修士論文(Diplom- und Masterarbeiten)」と「在学中研究(Studien-, Projekt-, Bachelorarbeiten)」という二つのカテゴリーで、それぞれ最優秀の研究については6,000ユーロの賞金が用意されている。

*DRIVE-Eプログラムについて
2009年にBMBFとFhGのイニシアティブでスタートしたプロジェクト。電気自動車研究の分野で研究する後継人材を育成する目的で、様々なワークショップや講演を実施している。毎年、パートナーとなる大学を指定し、場所を変えて行われている。2017年はシュトゥットガルト大での開催が決定した。

[DW編集局]