2017年4月18日付国立研究機構（ANR）の標記報道発表の概要は以下のとおり。

2013年に創設された”ASTRID Maturation”プログラムは、国防研究・イノベーション業務特別支援（ASTRID）プログラムで得られた科学的成果を全面的に活用して中小企業のイノベーションを推進する目的で設置されたものである。このたび第5次の”ASTRID Maturation”プロジェクト公募が開始された。

国防省装備総局（DGA）のファンディングによりANRが実施する本プロジェクト公募は、すでに終了したASTRIDプロジェクトのほか、DGAが資金支援した学位論文、DGAの傘下でのグランゼコールの研究プロジェクトの各々の成果利用の支援を狙ったものである。

成果利用プロジェクトの期間は2～3年、中小企業の参加が必須とされている。資金支援額は50万ユーロを上限とする。

※ASTRIDプログラムの概要については下記のDW記事を参照。
http://crds.jst.go.jp/dw/20150213/201502134738/

[DW編集局+JSTパリ事務所]