[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
元記事公開日:
2017/05/17
抄訳記事公開日:
2017/06/30

高等教育・研究・イノベーション大臣にフレデリック・ヴィダル氏を任命

Frédérique Vidal, ministre de l'Enseignement supérieur, de la Recherche et de l'Innovation

本文:

2017年5月17日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI: マクロン政権下での新名称。国民教育省とは別)の標記発表の概要は以下のとおり。

ニース・ソフィア・アンティポリス大学(UNS)学長のフレデリック・ヴィダル氏は2017年5月17日、エドゥアール・フィリップ内閣における高等教育・研究・イノベーション大臣に任命された。

2012年4月からUNSの学長を務める同氏は、1988年に生物化学修士号、1989年にパスツール研究所で基礎ウィルス学専攻の大学専門課程修了資格(DEA)、1993年にUNSで生命科学博士号をそれぞれ取得している。

フレデリック・ヴィダル氏は1995年にニース大学に助教授として着任し、2004年には生命科学の教授になっている。同氏の研究活動は細胞および動物のモデルの開発を伴う分子遺伝学に関するものである。2005~2008年の間はUNSの生命科学部科の学科長を任され、その後2009年には科学の教育・研究ユニット(UFR:大学における教育と研究を関連付ける組織)の長に選任され、学長に就任する2012年まで務めている。

2004年以降はピエール&マリー・キューリー大学(UPMC)/パリ第7大学/パスツール研究所のウィルス学修士審査委員で、2006~2009年のバルカン半島における学士・修士・博士(LMD)制度の設置に関する欧州プロジェクト「テンプス(Tempus)」の共同責任者を務めている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]