デンマーク高等教育・科学庁の2017年5月3日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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デンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相による中国公式訪問中に、中国教育部は、デンマークの計19のビジネスアカデミーおよび芸術教育プログラムを新たな協力パートナーとして承認した。

今回の中国教育部による表明は、デンマークの教育機関にとって中国からの交換学生や正規学生を呼び込むための重要な承認証となる。中国では、国内企業のニーズに適う十分な資質を持つ労働力を確保するため、政府による中長期的な高等教育プログラム開発が進められているが、こうした市場で中国にとって魅力的な共同教育プロジェクトを実施しようとするデンマークのパートナー機関にも機会を提供することになる。さらに今回のニュースは、卒業後に中国で就業を希望するデンマーク教育機関の学生にとっても魅力的である、としている。

Søren Pind高等教育・科学大臣は、国際的な能力を備えた労働者は高く評価されるうえ、デンマークの競争力にとっても欠かせない存在であるとして、このような協力関係を確率する機会が今回開かれたことを歓迎している。学生らは、相互交流や国際的な環境でのプロジェクト・コース、海外からの留学生らとの協力を通じて、国際的な能力を身に付けていく。

現在、リストには合計35のデンマークの大学、ユニバーシティ・カレッジ、ビジネスアカデミーおよび芸術教育機関が掲載されている。

[JSTパリ事務所]