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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2017/05/23
- 抄訳記事公開日:
- 2017/07/18
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ドイツ・インターネット研究所がベルリンに開設
- 本文:
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ベルリンにドイツ・インターネット研究所が誕生することになり、これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。
ヴァンカBMBF大臣は、ドイツ・インターネット研究所が、5大学、2大学外研究機関によるコンソーシアムによりベルリンに設立されることを発表した。コンソーシアムは二段階に及ぶ競争方式によって実現した。
最終採択ラウンドでは5機関がコンセプトを作成し、これを国際的な審査員からなる専門審査委員会が審査した。新研究所はインターネットおよびデジタル化の倫理的、法的、経済的、社会的観点を研究する予定で、このためBMBFは当初5年間について最高5,000万ユーロまでの助成資金を用意する。
ヴァンカ大臣は「デジタル化およびインターネットは私たちの日常、社会、経済にますます影響をあたえている。ドイツ・インターネット研究所は独立的かつ学際的にデジタル化と人間への影響に着目し、全体的な複雑性を研究する。研究所設立によってドイツの研究界に新たな灯台を創りだすだけでなく、同時にその成果を社会、経済、政治へと還元する機関を創設することになる」と語った。
今回選考されたコンソーシアムは、デジタル化における根本的なトランスフォーメーション・プロセスおよび社会の変革を分析し、将来の行動選択肢を描き出していこうとしている。その場合、研究および知見の伝達に関する革新的かつ学際的な形態を開発し、利用すべきである。
ドイツ・インターネット研究所は「ラーニング・センター」として、国内および国際的な研究においてインパクトを与え、新しいテーマを見つけていくことが期待されている。同研究所は学際的な方法で、市民社会および各種機関、企業や政界を実際に近い形の実用モデルによって支援する。さらには関連する研究をネットワーク化し、優れた若手研究者の育成を図る。研究所の役員ポストについては国際的な公募を行う。
同研究所の設立によって連邦政府は「デジタルアジェンダ2014-2017」の中心的目標を実行に移す。研究所は今年中にも活動を開始する予定で、品質確保のため定期的に評価を受ける。
[DW編集局]