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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
- 元記事公開日:
- 2017/06/01
- 抄訳記事公開日:
- 2017/07/20
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CollEx-Persée:研究に資する知的情報の収集
CollEx-Persée : des collections d'excellence au service des chercheurs
- 本文:
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2017年6月1日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。
研究に資する知的情報の収集に関する国家政策に従って、CollEx-Perséeネットワークでは科学技術情報に関する全国の図書館、プラットフォーム、運用機関の連携による科学インタレスト・グループ(GIS)を設置した。
●フランスの研究能力に資する資料資源:CollEx-Persée
2016年の「研究インフラに関するロードマップ」に記載されているCollEx-Perséeは、フランスの研究成果に役立つ手段たることを目標とし、技術イノベーションと科学的実践の進化に重点を置く。CollEx-Perséeの目的は、研究者が必要とする資料資源(紙・電子媒体などの媒体や、本・雑誌・記事・編集コンテンツ・アーカイブ・データなどの性質はさまざまである)を提供し、革新的で効果的なサービスの展開を通じてそれらの利用を促進することにある。
この分散枠組みの中で提示された施策には各々次のような狙いがある。
・紙媒体・電子媒体の資料購入を復活・多様化させ、それらを研究コミュティが迅速にアクセスできるようにすること。
・高等教育の歴史的遺産コンテンツのディジタル化政策などにより、新規コンテンツを作成すること。
・研究者が保有する専門資料内容の有効活用を図ること。
・ディジタル化された歴史的遺産内容や研究の成果を永続的な方法で保存すること。●MESRI等による共同運用体制の実現
上記GISを構成するMESRI等が共同運用することで、CollEx-Perséeでは、高等教育・研究の歴史的コンテンツを保有する主要図書館、フランス国立図書館、国立の科学技術情報運用機関、人文社会科学連合(Alliance ATHENA)の能力を結集する。
[DW編集局+JSTパリ事務所]