[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2017/06/06
抄訳記事公開日:
2017/08/01

BMWi、Open-Innovation-Plattform上でのAIに関する議論を働きかける

BMWi stößt Dialog über künstliche Intelligenz auf der Open-Innovation-Plattform an

本文:

連邦経済エネルギー省(BMWi)はOpen-Innovation-Plattform上でのAIに関する議論に関して概略下記のような報道発表を行った。

オープン・イノベーション・プラットフォーム上でスマートネットワークというテーマに関する公開討論をスタートさせた。BMWiがターゲットとしているグループは、関心を有する一般市民とデジタル化の専門家の両方であり、オープンな討論を通じてAIに関する疑問に答えようというものである。AIは何ができるのか。どのような可能性をもたらすのか。地方自治体、企業、スタートアップ、教育機関、あるいは研究機関でどのような利用可能性があるのか等がテーマとなる。

ツュープリスBMWi大臣談:「未来のグローバル化した世界におけるメガトレンドはAIの開発およびその応用である。このテーマについて専門的かつ、産業の視点から取り組むすべての人々に、そのアイデア、要望、経験について共有するよう呼びかけたい。オープン・イノベーション・プラットフォーム上では、スマートにネットワーク化された未来について考えられる人々であれば誰もが貢献し、協力することができる」

オープン・イノベーション・プラットフォームの重点テーマAIは先ず、3週間の第一フェーズ「情報」から開始される。毎日の更新されるニュース、背景についての報告、専門家へのインタビューにより、議論の状況に関する概要が得られる。今日、AIは何ができるのか。いつまでもサイエンス・フィクション(SF)として残るのは何なのか。どのような応用や解決策が実現されているのか。どのようなトレンドなのか。その後8週間の第2フェーズ「参加」が行われ、関心のある人々すべてが招待され、独自の意見で討論に参加し貢献することを求められる。どのような解決策、応用が既になされているのか。どのような経験なのか。この技術はどのような機会をもたらしてくれているのか。どこにリスクや障害があるのか。どのようなアイディアおよび解決策が考えられているのか。その実現性はどうなのか、等々。

オープン・イノベーション・プラットフォームはBMWiが設けたスマート・ネットワーク・イニシアチブの一環であり、教育、エネルギー、健康、交通、行政等の領域におけるデジタル化ポテンシャルの体系的かつ包括的利用を目標としている。

[DW編集局]