[本文]
-
- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2017/06/22
- 抄訳記事公開日:
- 2017/08/15
-
物理学関連研究者の再編成と客員研究者国際的受け入れ
- 本文:
-
原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2017年6月22日付標記発表の概要は以下のとおり。
流体・自動化・熱システム研究室および理論物理学・統計モデル研究室(いずれもパリ大学南校/CNRS)の2つの物理学研究室のほか、パスカル研究所(パリ大学サクレ校、パリ大学南校、CNRS,CEAが運営)、将来の国際客員研究者受け入れセンターを収容する新しい建物がサクレ台地に建設される。2017年6月23日に建物の定礎が行われ、完成は2018年の予定である。
この新しい建物は上記の2つの研究室や国際客員研究者受け入れセンターを収容するもので、パリ大学南校とCNRSとで運営する「物質・放射線物理学センター」のプロジェクトに組み込まれる。
この新しい建物には次のチームが合流する。
・流体・自動化・熱システム研究室(パリ大学南校/CNRS)から流体力学、熱伝達、材料力学、分散媒体の物理学の領域の研究に従事する約50名。
・理論物理学・統計モデル研究室(パリ大学南校/CNRS)から統計物理学の研究を率いるメンバー。物理学の中核的応用と同時に、生物学、情報科学などの他の分野への応用にも道を開く。この建物において、パスカル研究所が、広範な科学分野を網羅するテーマ別プログラムについて、多様な領域の科学者間の出会いや交流に特化した組織の必要性に応える。知的な議論を喚起する場としての親睦の空間や会議室を提供し、専門分野レベルでの協力のほかフランスおよび国際的なレベルでも共同研究を可能にする。
[DW編集局+JSTパリ事務所]