[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立科学研究センター(CNRS)
元記事公開日:
2017/06/26
抄訳記事公開日:
2017/08/16

ミシェル・モルティエ氏、CNRS成果利用担当最高責任者に指名される

Michel Mortier nommé délégué général à la valorisation du CNRS

本文:

国立科学研究センター(CNRS)の2017年6月26日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

アラン・フックスCNRS理事長はこのほど、CNRSの成果利用担当最高責任者にミシェル・モルティエ(Michel Mortier)氏を指名した。成果利用と技術移転に関するCNRS業務全般の運営・統括の強化を任務とする。これによって同氏はCNRS理事会のメンバーとなり、フレデリック・ヴィダル高等教育・研究・イノベーション(MESRI)大臣の官房次官(directeur adjoint)に任命されたニコラス・カストルディ(Nicolas Castoldi)氏の後任となる。

ミシェル・モルティエ氏はこれまでCNRS理事長の拠点政策(IDEXなど)に関する顧問を務めていた。パリ化学研究所(CNRS / Chimie ParisTech)の所長でもある。パリ第六大学で材料の科学で博士号を取得した固体物理化学者で、光学・フォトニクス向けの無機材料の専門家。51歳。

5,629件のパテント・ファミリー、1,281件の有効ライセンス、CAC 40の企業との21件の枠組み協定、1,200件以上の新興企業の創出、CNRSおよび企業による共同の研究組織120件以上の創出など、CNRSは世界でも最も革新的な公的機関上位10機関の1つである。

[DW編集局+JSTパリ事務所]