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- 国・地域名:
- フィンランド
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- フィンランド技術庁(Tekes)
- 元記事公開日:
- 2017/07/05
- 抄訳記事公開日:
- 2017/08/21
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フィンランドがEUREKAネットワークの議長国に就任
- 本文:
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フィンランド技術庁(Tekes)の2017年7月5付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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EUREKAネットワークは40か国を超える国が参加する組織で、研究とイノベーションにおける国際協力を推進している。このEUREKAネットワークの議長国としてのフィンランドの任期が2017年7月1日にスタートした。フィンランドが議長国を務める期間のEUREKAの目標は、ネットワークのサービス能力を向上させること、ネットワークをより効率的に利用すること、欧州のイノベーション政策における企業の役割を明らかにすることである。
フィンランドは、2018年6月30日までEUREKAの議長を務めることになっている。今回はフィンランドの独立から100周年目の議長国就任となり、フィンランドにとっては国際的な存在感を高めるまたとない機会となる。向こう1年間で開催される関連イベントには、タンペレ、オウルおよびヘルシンキでのハイレベル会合も含まれている。
フィンランドは、EUREKAのネットワーク開発活動を舵取りし、欧州のイノベーション・サービス全体にその見解を示すため、3つの主要な優先分野を定めている。
フィンランド技術庁(Tekes)の開発担当ディレクターであり、EUREKAで議長を務めるHeikki Uusi-Honko氏は優先分野について次のように話している。「1つ目の優先分野であるスマートEUREKAの目的は、ネットワークの活動において効率を重視し、顧客主導型のアプローチを採用すること。これは北欧諸国ではなじみのある物事のやり方となっている。2つ目の優先分野、エクステンシブEUREKAは、広範なネットワークによって生み出される便益のさらなる効率活用に役立つよう設計されている。EUREKAネットワークは欧州委員会も含めて40を超えるメンバーと、欧州以外の提携メンバーで構成されている。また、欧州イノベーション政策におけるEUREKAは、3つ目の重要な優先分野となる。現在欧州にとって、イノベーションを推進し、成長と雇用を創出するための明確なビジョンと強い推進力が必要である。」
Heikki Uusi-Honko氏はまた、EUREKAは企業が国際的なイノベーション活動に参加するための機動的なプラットフォームであると説明もしている。EUREKAプロジェクトの資金配分は主に国内で実施され、Tekesのような国の機関を通じて提供される。
[JSTパリ事務所]