[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
首相官邸
元記事公開日:
2017/07/18
抄訳記事公開日:
2017/09/07

「フランスのゲノム医療、2025年目標」が当初2件のゲノム・プラットフォーム事業で開始

Lancement des deux premières plateformes génomiques

本文:

2017年7月18日付首相官邸の標記発表の概要は以下のとおり。

エドゥアール・フィリップ首相は2017年7月17日、「フランスのゲノム医療、2025年目標」の一環で第1次となる2件のゲノム・プラットフォーム事業開始の手続きを取った。

「フランスのゲノム医療2025年目標計画」は、当時のマヌエル・バルス首相の要請に基づき生命科学・医療全国研究連盟(Aviesan)と国立保健医学研究所(INSERM)が作成して、2016年6月22日首相に提出したものである。政府が指導・支援するこの野心的計画は、今後10年間にフランスをゲノム医療に取り組む大国の先頭集団に位置付ける狙いを持つ。

最初の2件のゲノム・プラットフォーム事業として選抜されたのは次の2件のプロジェクトである。
・SeQOIAプロジェクト(イル・ド・フランス):このプラットフォームはパリの公立病院(AP-HP)、キュリー研究所、グスタフ・ルッシーがん研究所(IGR)で構成する保健衛生協力グループが運営。
・AURAGENプロジェクト(オーベルニュ-ローヌ・アルプス地域):この地域の4つの大学病院、この地域の2つのがん対策センター、ロワールがん腫学研究所で構成する保健衛生協力グループが運営。

なお上記「フランスのゲノム医療、2025年目標」および2件のゲノム・プラットフォーム事業については、Aviesanの下記サイトから概要を抜粋した。
https://www.aviesan.fr/aviesan/accueil/toute-l-actualite/lancement-des-deux-premieres-plateformes-du-plan-france-medecine-genomique-2025

[DW編集局+JSTパリ事務所]