[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2017/08/16
抄訳記事公開日:
2017/09/25

「2017中米科学技術人員交流計画」閉幕式及び第12回「中米若手科学フォーラム」が開催

“2017中美科技人员交流计划”闭幕式暨第十二届“中美青年科学论坛”成功举办

本文:

2017年8月16日付の科学技術部ウェブサイトは、「『2017中米科学技術人員交流計画』閉幕式及び第12回『中米若手科学フォーラム』を開催」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

8月4日、「2017中米科学技術人員交流計画」閉幕式及び第12回「中米若手科学フォーラム」が北京で成功裏に開催された。中国科学技術交流センターの趙新力副主任が同会議を主宰し、中国科学技術部国際協力司の蔡嘉寧副司長、テリー・ブランスタッド(Terry Branstad)駐中国米国大使及び米国国家科学基金会北京事務室のナンシー・ソン(Nancy Sung)主任が出席し、挨拶を述べた。清華大学、国家ナノ科学センター、中国科学院大気物理研究所、米国デューク大学、リンカーン大学、カリフォルニア大学バークレー校等の中米両国の大学研究機関から、80名近くの若手の学者が参加し、「科学研究における文化を跨ぐ交流による役割」と「公衆の科学への参加」をテーマに熱い議論を行った。

蔡嘉寧副司長は、「中米関係は世界で最も重要な二国間関係の一つで、科学技術協力は両国の関係発展において重要なエンジン及び両国人民の交流・協力の重要な構成部分である。中米科学技術人員交流計画と中米青年科学フォーラムは、両国青年による交流・協力という友好的なプラットフォームを提供している」と表明した。

テリー・ブランスタッド(Terry Branstad)大使は挨拶の中で、「青年は両国の未来の希望である。両国の青年は未来に直面するグローバルな挑戦課題に対して手を携えて実際に協力する活動を行うとともに、積極的に科学技術で貢献することを期待する」と述べた。

「中米科学技術人員交流計画」は中国科学技術部、中国科学院、国家自然科学基金委員会及び米国科学財団(NSF)の共同資金援助により実施され、中国科学技術交流センターが運営を行っている。同計画は2004年から14年間に渡り実施され、合わせて500名の米国若手学者が中国を訪問し、中国の科学研究チームと共同研究を進めており、中米両国政府と科学技術界で高い評価を得ている。

「中米科学技術人員交流計画」は科学技術部にとって、これまでに一番早い段階から支援してきた中外科学技術人文交流プロジェクトの一つで、開放的で寛容的な方式により両国若手科学技術者が相互理解、相互参与の形で重要な役割を果たし、未来における双方の長期的な共同研究の実施に堅固な基礎を打ち立てている。

[JST北京事務所]