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- 国・地域名:
- 南アフリカ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 南アフリカ国立研究財団(NRF)
- 元記事公開日:
- 2017/08/21
- 抄訳記事公開日:
- 2017/09/28
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南アフリカ・システム分析センター(SASAC)による新進研究者プログラム
Southern African Systems Analysis Centre (SASAC) - Three-week Emerging Researchers Programme
- 本文:
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南アフリカ国立研究財団(NRF)の2017年8月21日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2017年8月20日、南アフリカ・システム分析センター(SASAC)の新進研究者プログラム(Emerging Researchers Programme)第2ラウンドが開始された。3週間にわたる高レベルなプログラムには、6か国から選ばれた27人が参加し、システム分析の枠組み内で、最新の方法論、研究技術および執筆の機会等について話し合いが行われる。開始に際して、ウィットウォーターズランド大学の副総長を務めるAdam Habib教授は、国境を越えた世界的な課題に対処するにあたってはシステム分析が重要であること、また、複数の部門や国、専門家が多元的な課題を解決する場合に直面する課題に対して、いかなる国でも単独では効率的に対処ですることができないと述べた。
さらに国際応用システム分析研究所(IIASA)で進化およびエコロジー部門(Evolution and Ecology)のプログラムディレクターを務めるUlf Dieckmann教授は、「世界的な課題に対処する際には人々のニーズや、競合する優先事項の妥協点に目を向けた連携的なアプローチをとる必要が高まっている」と述べた。南アフリカ国立研究財団(NRF)で戦略的パートナーシップ部門のエクゼクティブ・ディレクターを務めるAldo Stroebel博士は、社会的課題に対する解決策を考案するためのパートナーシップと学際的な研究を強化することの重要性と、体系的なアプローチを用いたイニシアティブを支援するにあたっての南アフリカの取り組みを強調した。
2016年に開始されたSASACのプログラムは、ウェスタン・ケープ大学、リンポポ大学、ウィットウォーターズランド大学およびステレンボッシュ大学の4大学によるコンソーシアムが実施している。今回の3週間のプログラムは、ヨハネスブルグのウィットウォーターズランド大学およびポロクワネにあるリンポポ大学が主催する。
[JSTパリ事務所]