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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 内務省
- 元記事公開日:
- 2017/07/13
- 抄訳記事公開日:
- 2017/10/02
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動物に対する科学的処置件数が5%減少
- 本文:
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内務省(Home Office)の2017年7月13日付の標記報道発表の概要は以下のとおり。
このほど公表された年次統計報告によると、生きた動物に対して実施された科学的処置の件数は2016年度は5%減少した。処置の全件数は414万件から394万件となり、2015年度より20万6,000件減少した。
実験件数は1971年にピークの561万件に上り、その後徐々に下降して2001年には処置件数全体で262万件になった。それ以降処置件数が全般的に増えているが、これは圧倒的に遺伝子技術の出現および遺伝子組み換え動物の飼育や活用に起因するものである。しかし近年は400万件前後を維持している。
2016年に実施された202万件の実験処置のうち5.6%(11万4,000件)が重度の処置であったと評価されている(2015年は5.9%で12万3,000件)。遺伝子組み換え動物の創造・飼育を含む2016年実施の191万件の処置(他の処置には使われていない)のうち2%(4万件)が重度の処置であったと評価されている(2015年は3%で6万2,000件)。
[DW編集局]