[本文]

国名:
米国
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2017/08/16
抄訳記事公開日:
2017/10/04
元記事の言語:
英語

連邦政府の大学に対する科学技術関連予算が2014年度から2015年度にかけて2%減少

Federal S&E obligations to universities, colleges fell 2 percent between fiscal years 2014 and 2015

本文:

8月16日付けの国立科学財団(NSF)による標記記事の概要は以下のとおりである。

2015年度、連邦政府機関は、科学技術(S&E)活動のために1016の学術機関に対して305億ドルの予算の支出権限があったが、これは2014年度の1003の学術機関に対する311億ドルの予算の支出権限から2%の減額であった。本統計は、国立科学財団(NSF)内の科学技術統計センター(NCSES)による大学、大学、非営利機関への調査(連邦科学技術支援調査)に基づくものである。

保健福祉省(HHS)、NSFおよび国防総省(DOD)の3つの連邦政府機関は、2015年度に連邦政府による学術および科学技術関連支出の85%を提供した。HHSとDODは、2014年度から2015年度にかけて支出が削減され、特にHHSは関連機関の中で最大の削減額(5億ドル、前年度比-3%)となっている。 NSFは、2015年度に2億ドル(前年度比4%)増額された。

ジョンズ・ホプキンス大学(応用物理研究所を含む。)は、2015年度に連邦政府から16億ドルを受領しており、前年度に引き続き最大の受益学術機関であった。

黒人・ヒスパニック・先住民系大学および高等教育機関を含むMSI (少数派支援機関:minority-serving institutions)には、7億8300万ドル(全体の3%)が支出された。2014年度から2015年度にかけて、MSIへの支出は1%(1150万ドル)増加し、3年連続での増加である。ヒスパニック系高等教育機関(HHE)のニューメキシコ州立大学は、2015年度に4880万ドルを受領し、MSIのうちで最大の受益機関であった。同大学は、DODから1160万ドル、NSFから960万ドル、米国航空宇宙局(NASA)から900万ドルを受け取っている。

2015年度における非営利団体に対する連邦政府機関の支出は、2014年度の61億ドルから5%減の1,024団体に対する58億ドルとなった。マサチューセッツ総合病院は、2015年度、非営利団体の中で最大の資金受領者であった。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]