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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- Innovate UK
- 元記事公開日:
- 2017/07/14
- 抄訳記事公開日:
- 2017/10/04
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画期的量子技術に関する1,400万ポンド相当のプロジェクト
- 本文:
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Innovate UKの2017年7月14日付標記発表の概要は以下のとおり。
最新の助成金ファンディングの量子技術コンペティションによる採択プロジェクトがこのほど発表された。このコンペティションはInnovate UKと工学・物理科学研究会議(EPSRC)の共同ファンディングによるもので、総額1,380万ポンドに上る。ファンディングのうち65%が企業活動の支援に向けられ、残りの35%が大学の研究向けである。採択プロジェクトは多様な各種アプリケーションや市場を網羅している。次のようなプロジェクトがある。
・ドローン・データの安全確保
Airbus、KETS、ID Quantiqueの各社、ブリストル大学、オックスフォード大学からなるコンソーシアムで、無人飛行機(UAV)と地上との間で伝送されるデータのセキュリティ確保を目指す。本プロジェクトでは安全な量子暗号化を備えた軽量・高速の光通信システムを使用する。・脳スキャニングとメンタル・ヘルス
Unitive Design & Analysis社とノッティンガム大学が共同で脳スキャニングによる脳磁図(MEG)デバイスを開発する。量子技術を用いることで他のデバイスと比べて、より小型で簡素化され、フレッキシブルで安価になる可能性がある。・埋蔵資産と鉄道インフラ
RSK Environment、Network Rail、Atkinsの各社とバーミンガム大学の共同プロジェクトで、下水設備など鉄道網の下に埋蔵されている資産インフラを検知し評価する重力センサーに量子技術を活用する方法を確立する。・ガス検知
本プロジェクトではID Quantique社がQLM technology、Sky-Futuresの2社とブリストル大学を率いて、量子通信システムの基本的な構成要素である光子源を活用して、高度の正確性をもってガス漏れを検知できる方法を開発する。・ワインの認証
スタートアップ企業であるVeriVinとオックスフォード大学は、未開封のボトル・ワインの不良検知に対する量子センシングの活用を探究し、熟成を監視し、ワインの真正性を保証する。 [DW編集局]