[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2017/08/29
抄訳記事公開日:
2017/10/12

マグデブルクに中小企業4.0コンピテンスセンター新規開設

Ostbeauftragte Gleicke eröffnet Mittelstand 4.0-Kompetenzzentrum in Magdeburg

本文:

グライケ連邦経済エネルギー省(BMWi)政務次官がマグデブルクの中小企業4.0コンピテンスセンターの開所式を行い、これに関してBMWiは概略下記のような報道発表を行った。

グライケ政務次官談:「旧東ドイツ地域4番目の中小企業4.0コンピテンスセンターが開設され、デジタル化へ向けて地域経済を積極的かつ実際的に支援していくことになった。デジタル化についていけない企業は、長期的にみると市場に留まることができないということである。特に中小企業においてこの点での「需要」が認められる。このマグデブルク・センターによって、企業内のプロセスの最適化、企業のネットワーク化、新ビジネス分野の開発等に関する革新的なデジタルソリューションに焦点をあてていく」。

コンピテンスセンターは数多くの観察方法、実証方法、正確な情報、無料の継続教育フォーマット等により中小企業を支援し、デジタル・ビジネスモデル、デジタル・ネットワークおよび標準化、安全・セキュリティ、使い勝手の良さ・新技術の受容の4つの領域における専門的に優れた、経験豊富な相談窓口となる。

コンペテンスセンターの中心的窓口として「実験工場」は、テストベッド、ラーニング・ラボの役割を果たし、地域の企業に学際的かつユーザー指向的に、革新的なデジタル化ソリューションを理解させていく。プロジェクト・リーダーはマグデブルク生産・プロセスイノベーションセンター、マグデブルク大学、フラウンホーファー生産システム・デザイン技術研究所(IPK)、ハッレ社会研究センターがコンソーシアムを形成する。

[DW編集局]