[本文]

国名:
フランス
公開機関:
国立科学研究センター(CNRS)
元記事公開日:
2017/09/06
抄訳記事公開日:
2017/10/25
元記事の言語:
フランス語

海洋調査船「タラ号」が気候変動の影響を受けたサンゴ礁で1万5,000件の標本を採集

Déjà 15.000 échantillons prélevés par Tara sur des récifs coralliens affectés par le réchauffement climatique

本文:

2017年9月6日付国立科学研究センター(CNRS)の標記発表の概要は以下のとおり。

太平洋横断に向けて2016年5月に出航した帆船「タラ号」はサンゴ礁に特化した遠洋調査の途上にある。すでに15か国を訪問し、東から西に向けて約5万キロを航海した。タラ号遠洋調査財団が始めたこの大規模ミッションは、2,000回の潜水調査を行い現時点で約1万5,000件の標本を採集できている。それらの分析作業は、このほど開始されたところであるが、サンゴ礁の生物多様性、その健康状態、気候・環境変動に対する適応能力についての解明促進に役立つ。

また、このミッションに従事する科学者らは太平洋の全域で大量のサンゴの白化を確認している。ウォリス・フツナ島のように一部の現場が無傷であっても、サンゴ群の影響範囲は30~90%の高い割合で他の現場に及んでいた。

タラ号太平洋プロジェクトはCNRS、原子力・代替エネルギー庁(CEA)、モナコ科学センター(CSM)、パリ人文・科学研究大学、その他多数の官・民パートナーの支援を受けている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]