[本文]

国名:
米国
公開機関:
ホワイトハウス
元記事公開日:
2017/09/20
抄訳記事公開日:
2017/11/09
元記事の言語:
英語

米国と英国が科学技術イノベーションの促進に関する歴史的な科学技術協定に署名

The United States and United Kingdom Sign Landmark Science and Technology Agreement

本文:

9月20日付けのホワイトハウスによる標記記事の概要は以下のとおりである。

本日、米国は英国との歴史的合意を締結した。この合意は、世界クラスの科学技術のイノベーションを促進するための研究における連携強化の基盤となるものである。2016年の欧州連合離脱の是非を問う英国の国民投票およびトランプ大統領就任の後の米英間の最初の二国間協定であり、両国が科学的イニシアチブにおいて協力するための道筋をつくるもので、両国および全世界に利益をもたらす可能性がある。

この二国間協定が目指す科学分野および政策分野には、基礎科学、初期段階の研究開発、人工知能のような新興技術、有望な新しい官民パートナーシップモデル、科学技術の発展が経済的繁栄において果たす役割が含まれる。

この協定は、幅広い種類の科目に関する科学的協力の原則を定めており、専門知識、材料および設備の共有、共同開発された知的財産の取り扱い、共同研究が両国政府に利益をもたらすことを確実にするための公開データの奨励、雇用の成長と経済の繁栄を促進するための民間部門が含まれる。

進行中のプロジェクトは次のとおり。
Particle Physics LBNF / DUNE:このプロジェクトの最初の主要な取り組みは、長基線ニュートリノ装置(LBNF:Long Baseline Neutrino Facility)と地下深部ニュートリノ実験(DUNE:Deep Underground Neutrino Experiment)における英国の8,800万ドルの投資である。現在、サウスダコタ州のブラックヒルズに建設中のこのプロジェクトは、宇宙で最も豊富にあるが、神秘的な粒子のひとつでもあるニュートリノと呼ばれる亜原子粒子を研究するために設計された大規模実験施設である。

LBNF / DUNEプロジェクトは、その規模においてまさに国際的で、1,000人の科学者、160以上の研究所や大学、そして30カ国が時間、資料、およびファンディングを提供している。LBNF / DUNEプロジェクトは、サウスダコタ州とイリノイ州で約4,000人の雇用を創出すると予想されている。

デジタル・リサーチ:同様に、この合意に基づきスミソニアン研究所と芸術人文研究評議会が先導するプロジェクトはデータ分析、デジタル技術の展開、STEM教育プログラムなどの領域を改善するために、博物館でのデジタル研究スキルの開発促進を目指す。

より革新的なプロジェクト:この協定の下で検討されている他のプロジェクトには、磁気共鳴画像(MRI)および陽電子放射断層撮影(PET)基準の開発、量子技術、自律輸送技術に関する共同作業などがある。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]