2017年10月3日付高等教育・研究・イノベーション省（MESRI）の標記発表の概要は以下のとおり。

研究者や出版者の仕事の価値を評価し、その職務を奨励し、科学文化の重要性を強く主張すること、それがprix Le goût des sciences （科学の醍醐味賞）の目的である。科学の媒介手段としての優れたイニシアティブや出版物を抜擢して、一般公衆向けの科学書として表彰（科学の理解増進大賞）する。フレデリック・ヴィダルMESRI大臣は10月3日、受賞者にトロフィーを授与した。

・科学書賞
（受賞した科学書）：Jean-Baptiste de Panafieu 著、”Darwin à la plage”（渚のダーウィン）
（その他候補に挙がった科学書）：David Elbaz 著、”A la recherche de l’Univers invisible”（見えざる大宇宙の研究）；Emmanuelle Pouydebat 著、”L’intelligence animale”（動物の知能）

・青少年科学書賞
（受賞した科学書）：Hélène Rajcak および Damien Laverdunt 著、”Les mondes invisibles des animaux microscopiques”（見えざる微小動物の世界）
（その他候補に挙がった科学書）：’Henri Cap、Raphaël Martin および Renaud Vigourt 著、”A qui est ce squelette?”（この骨は誰の骨？）；Jean-Noël および Nathalie Lafargue 著、”Copains des geeks”（オタクの仲間）

[DW編集局+JSTパリ事務所]