[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
原子力・代替エネルギー庁(CEA)
元記事公開日:
2017/10/06
抄訳記事公開日:
2017/12/06

ヒトの腸内細菌叢、便の標本の取り扱い標準プロトコルに向けて

Microbiote intestinal humain, vers un protocole standardisé de traitement des échantillons de selles

本文:

2017年10月6日付原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記発表の概要は以下のとおり。

ヒトの腸内細菌叢を正確に把握し、健康に対するその影響を十分に理解するには、使用されるメタゲノム解析の手法を統一する必要がある。国際的な大規模プロジェクトの一環で国立農学研究所(INRA)およびCEAの研究者らは、ヒトの便標本の細菌叢組成を評価する場合にDNAの抽出過程が大きな影響を及ぼすことを明らかにしている。研究者らは標本の収集からデータの情報解析に至るまでの標本の取り扱いに関して、一連の手続き標準化に盛り込むべき最適プロトコルを提案している。有効で、伝達可能で、自動化可能なこのプロトコルは、確固たる比較が可能な高品質のデータ生成に寄与する。これらの成果は2017年10月2日発行の”Nature Biotechnology”誌に掲載されている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]