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- 国・地域名:
- スイス
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- スイス国立科学財団(SNSF)
- 元記事公開日:
- 2017/09/28
- 抄訳記事公開日:
- 2017/12/13
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助教授への支援を拡大
- 本文:
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スイス国立科学財団(SNSF)の2017年9月28日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スイス国立科学財団(SNSF)はこのほど、スイスの研究競争力を維持するため助教授レベルの研究者を対象とした新たなキャリア資金支援制度を開始することを発表した。SNSFは高等教育機関との協力により、若手研究者のキャリアの可能性を明確にし、研究面で早期の独立を推進している。高等教育機関においてテニュアトラック助教授(APTT)を増やすため、SNSFは新任助教授を対象としたSNSF Eccellenza Grantsの募集を行なう予定である他、教授職に就きたいと考えている若手研究者を、SNSF Eccellenza Professional Fellowships(以前のSNSF professorshipsに代わる制度)で継続支援していくなど、助教授レベルの優れた研究者への資金供与を拡大している。
SNSFの新しいEccellenza資金供与制度は、常任教授への就任を考えている優れた若手研究者を対象としており、この制度によって若手研究者がスイスの高等教育機関において、十分に資金供与された研究プロジェクトや研究チームのリーダーとして、その目標達成を支援していくとしている。2018年には、SNSF Eccellenza GrantsとSNSF Professional Fellowshipsを合わせて全部で約45件が採択される予定。
SNSF Eccellenza Professional Fellowshipsは、博士号あるいは同等の資格を持ち、研究者としてのキャリアを追求しながらも、助教授に就任できずにいる全研究分野の優れた研究者が対象となる。申請者は、5年間にわたり現地で助教授に適用される報酬、および最大100万スイスフランまでのプロジェクト資金を要請することができる。
SNSF Eccellenza Grantsは、スイスの高等教育機関で終身在職権のある助教授に最近任命された全ての研究分野の研究者を対象としている。申請者は、5年間にわたり最大で150万スイスフランまでのプロジェクト資金を申請することができる。
[JSTパリ事務所]