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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国宇宙庁
- 元記事公開日:
- 2017/10/06
- 抄訳記事公開日:
- 2018/01/04
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宇宙探査に300万ポンド強の投資
- 本文:
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英国宇宙庁の2017年10月6日付標記報道発表の概要は以下のとおり。
英国宇宙庁は、火星の生命を探査し、月の極地地域を調査する英国の研究者を支援するために300万ポンド強の助成を決定した。また、将来の有人宇宙探査を支援できる可能性がある国際宇宙ステーション(ISS)での実験研究にさらに23万ポンドの助成を行った。
英国宇宙庁のオーロラ科学プログラムによる上記300万ポンドでは、英国が大型投資するESAのExoMarsミッションなど無人探査によるデータを活用して、過去および現在の火星の生命の問題に挑み、水の存在や地球化学的環境のほか、大気中の微量のガスとその源泉を研究する。
この300万ポンドは、17の大学のほか、英国の研究機関所属の個別の科学者に向けられる。オーロラ科学プログラムの最初のミッションであるExoMarsの科学的目標は、火星の環境および火星の大気圏についての理解を深めることにある。追加の23万ポンドのファンディングは、大学および産業界における英国微小重力・宇宙環境研究コミュニティに対する助成である。4件の提案がファンディングの対象になっており、それらは国家科学プログラムの一環としてISS上での高度の科学実験を実行するための構想や設計に関するものである。
[DW編集局]