[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
- 元記事公開日:
- 2017/11/15
- 抄訳記事公開日:
- 2018/01/05
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第4回 PEPITE 賞:学生起業にとっての跳躍台
- 本文:
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高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の2017年11月15日付標記発表の概要は以下のとおり。
人材の出現を促進し、学生や若手大卒者等による起業プロジェクトを支援すること、それが PEPITE 賞の目的である。第4回 PEPITE 賞の授賞式がこのほど行われ、53名が全国レベルの賞を受賞し、その内3名が大賞を受賞した。
大賞は次の3氏に授与された。
・Lucile Hamon 氏:建築材料の再利用促進を図ることで、公共工事の廃棄物を有用資源に変換するプロジェクト
・Alexandre Boulmé 氏: 言語治療士が考案したアプリ、”SameSame”により、失語症患者のイメージによるコミュニケーションを可能にするプロジェクト
・Simon Robain 氏: バス、列車、カーシェアリングを統合する初めての比較プロジェクト2017年の第4回 PEPITE 賞における実績は次の数字で示される。
・626名の応募があり、その数は2016年より約7%多い。
・地方での150名の受賞者が全国レベルでの選抜の候補とされた。
・全国レベルの53名の受賞者は地方レベル受賞者の中から選抜された。
・受賞者の63%が学生起業家制度を利用している。・応募者の平均年齢は24歳である。
・受賞者の73%が博士課程または修士課程の院生であり、18%が(理工系グランゼコールの)技術者である。
・受賞者の5人に1人が女性である。
・受賞者のプロジェクトの53%が2つの重要な社会的課題(「健康と福祉」、「資源の節減管理と気候変動への適応」)に取り組んでいる。 [DW編集局+JSTパリ事務所]