[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2018/02/27
抄訳記事公開日:
2018/04/11

NSFが計算・情報科学の最先端における革新的進歩の推進に3,000万ドルを投資

NSF invests $30 million to pursue transformative advances at frontiers of computing and information science

本文:

2月27日付の国立科学財団(NSF)による標記報道発表の概要は以下のとおりである。

NSFはこのほど、新規3件の「コンピューティングの探究」助成対象プロジェクトを発表した。計算・情報科学および工学分野における大規模で遠大な、革新的な可能性を秘めた研究を進める複数の研究チームに対して、5年間に各々1,000万ドルのファンディングが充てられる。今年の助成では、リアルタイムの意思決定(カリフォルニア大学バークレー校)、量子コンピューティング(シカゴ大学)、非侵襲性生物医学画像処理(ライス大学)における画期的な進歩を支援する。

10年前に本プログラムを開始して以来、NSFは今回の3件を含む「コンピューティングの探究」助成対象22件のファンディングを実施した。その間にNSFのファンディングによる助成対象プロジェクトは、ハードウェア・ソフトウェア、無線ネットワーク、ロボット技術、ビッグデータ、人工知能(AI)、合成生物学、分子プログラミングなどにまたがる広範囲の領域で基盤的研究を進めている。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]