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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MISIT)
- 元記事公開日:
- 2017/11/15
- 抄訳記事公開日:
- 2018/04/12
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2016年の韓国研究開発費 69兆4,055億ウォン
- 本文:
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科学技術情報通信部は,2016年に韓国内で行われた公共及び民間分野の研究開発活動を調査した「2016年の研究開発活動」の調査結果を公表した。
韓国の総研究開発費用は,前年比3兆4千462億ウォン(5.2%)増の69兆4千55億ウォン(598億ドル)で,OECD諸国の中で5位であり,GDP比の研究開発費割合は,前年比0.02%増の4.24%で世界2位の水準だったとしている。研究開発費の使用主体別としては,▲企業53兆9525億ウォン(77.7%),▲公共研究機関9兆1132億ウォン(13.1%),▲大学6兆3399億ウォン(9.1%)であり,日本(78.5%)を除いた主要国よりも企業の割合が高い水準であったとしている。
また,研究開発段階別としては,▲基礎研究開発費11兆867億ウォン(16.0%),▲応用研究開発費15兆6214億ウォン(22.5%),▲開発研究開発費42兆6974億ウォン(61.5%)であり,基礎研究開発比重が日本(11.9%),中国(5.1%)を除く主要国よりも低いレベルであったとしている。
総研究員数は前年比7507人(1.7%)増の46万769人,女性研究員は9万615人で全体の19.7%(前年比5.8%増)となっており,また研究者1人当たりの研究開発費は1億9210万ウォンで前年より3.8%増加したとしている。
〔DW編集局〕*本記事は在韓日本大使館科学官の協力を得て作成された。