[本文]
-
- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 議会科学技術評価局(OPECST)
- 元記事公開日:
- 2018/02/15
- 抄訳記事公開日:
- 2018/04/26
-
スマートメーターの展開に関する課題
- 本文:
-
議会科学技術選択評価局(OPECST)は2018年2月15日付で標記報告書を発表した。報告書の内容は概ね以下のとおり。
国民議会の経済問題委員会とOPECSTは2017年12月14日に、スマートメーター”Linky”および”Gazpar”に特化した公聴会を開催した。産業界、規制機関、諸団体、専門家を集めて、「スマートメーターの展開による経済的メリット」、「人の健康に与える影響」、「一般公衆の認識、および収集されたデータの機密保持と使用法の問題」の3件のテーマについてパネル・ディスカッションが行われた。
今回の公聴会ではパネル・ディスカッションの最中にインターネット・プラットフォームを通じて、一般市民が初めて直接質問をすることができた。
本公聴会の結論は2月にOPECSTに提出されたが、何よりもまず情報と説明の必要性を明らかにしている。
消費者にとってあまりに不透明であるがゆえに、このような新しいメーターの配備実施に当たっては影響を調査し定量化して分かりやすく公開することが重要であり、市民の期待と権利を最大限考慮する必要がある。
[DW編集局+JSTパリ事務所]