[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2018/04/17
抄訳記事公開日:
2018/05/25

中小企業4.0:ブランデンブルク州の中小企業デジタル化を支援

Altmaier: Kompetenzzentrum Cottbus unterstütuzt Brandenburger Mittelstand bei der Digitalisierung

本文:

コトブス・コンピテンスセンターが公式に活動開始し、これに関して連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

コトブス・コンピテンスセンターが公式に活動を開始することになった。BMWiは全国で既に23のコンピテンスセンターを開設しており、デジタル化の成功に向け中小企業を支援している。

アルトマイヤーBMWi大臣談:「今日、デジタル化を受け入れない者は、将来ビジネスの世界から追い出されることを覚悟しなければならない。サービス業、小売業、手工業のいずれにも同じく当てはまる。デジタル化は中業企業にとっても必須であり、BMWiも中小企業のデジタル化を支援していく。新たな中小企業4.0 ― コトブス・コンピテンスセンターは、デジタル化がもたらすチャンスの活用や、情報提供と継続教育によって中小企業がデジタル化への態勢を整えることができるようサポートしていく。ブランデンブルクは大企業がない州であり、それだけにより多くの中小企業に対してコンピテンスセンターは強力な効果を発揮することができる」。

コトブス・コンピテンスセンターは、「労働4.0」および「ロジスティクス4.0」といったテーマに重点を置く。商工、手工業会議所、諸産業団体、労使団体がセンターを補佐している他、ドイツ労働組合総同盟(DGB)ブランデンブルク地域連盟、ベルリンおよびブランデンブルク企業団体連盟等が関連パートナーとして名を連ねている。

BMWiは、今後3年間約360万ユーロで中小企業4.0 ― コトブス・コンピテンスセンターを助成していく。プロジェクト・リーダーはブランデンブルク工科大学。プロジェクト・コンソーシアムにはヴィルダウ工科専門大学、エーベルスヴァルデ専門大学等が参加している。

[DW編集局]