[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立科学研究センター(CNRS)
- 元記事公開日:
- 2018/03/30
- 抄訳記事公開日:
- 2018/05/31
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人工知能に特化した中核研究拠点(PRAIRIE)研究機構創設に向けて学術界・産業界が結集
- 本文:
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3月30日付国立科学研究センター(CNRS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。
CNRS、国立情報科学・自動化研究所(INRIA)、パリ科学・人文学拠点、および企業(Amazon、Criteo、Facebook、Faurecia、Google、Microsoft、NAVER LABS、Nokia Bell Labs、PSAグループ、SUEZ、Valeo)は、アカデミアと産業界の関心を結集し、人工知能研究の中核拠点となるパリ人工知能研究機構(PRAIRIE)をパリに創設する旨発表した。
PRAIRIEは次の3つの目的を追求する。
・国際科学界で自由に広まる人工知能(AI)に関する基盤的知識の進歩に多大な貢献をすること
・応用面で影響の大きい具体的な問題の解決に参画すること
・人工知能の領域における人材育成に寄与することPRAIRIE研究機構は若手およびシニア研究者、博士課程院生、ポスドクのほか客員研究員も受け入れる。パリを本拠とし、研究、教育、イノベーションに関してフランスのAIの主要当事者機関との強力な提携関係を基盤とする。
PRAIRIE研究機構は学術界と産業界の交流を触発し、人工知能に関する次世代研究者を育成し、このコミュニティを活性化する役割を果たすことを目標としている。科学の進歩と同程度に技術移転やイノベーションもこの任務の一部である。
[DW編集局+JSTパリ事務所]