[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
原子力・代替エネルギー庁(CEA)
元記事公開日:
2018/04/20
抄訳記事公開日:
2018/06/07

フランソワ・ジャック氏がCEA長官に任命される

François Jacq est nommé Administrateur général du CEA

本文:

4月20日付原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

4月20日付でフランソワ・ジャック(François Jacq)氏がCEA長官(Administrateur général du CEA)に任命された。2015年以降同職にあったダニエル・ヴェルベルドゥ(Daniel Verwaerde)氏の後任となる。

フランソワ・ジャック氏は52歳で、国立海洋開発研究所(IFREMER)の前理事長。エコール・ポリテクニックの出身で、パリ国立高等鉱業学校(ミーヌ・パリテクMines ParisTech)にて博士号取得。、一般工学エンジニア。

1993~1996年イノベーションの社会学センター(パリテク鉱山系)にて研究者としての職歴を開始。その後研究担当省に入り1996~1997年研究・技術総局でのミッションを担当。続いて「エネルギー・輸送・環境・天然資源」部門の責任者に任命される。

2000年、同氏は国立放射性廃棄物管理機構(ANDRA)の長官となる。2005年以降は産業担当省においてエネルギー・原材料総局のエネルギー需要・市場局長。

2007年にフランソワ・フィヨン内閣の産業・研究・エネルギー担当参事官、さらに2008年8月には持続可能開発・研究・産業担当参事官に任命される。

2009年4月にフランス気象庁長官となり、2010~2013年には欧州予報センター(CEPMMT)評議会議長を務めている。

2016年には全国環境研究連合(AllEnvi)の会長に選任された。

[DW編集局+JSTパリ事務所]