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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- Innovate UK
- 元記事公開日:
- 2018/02/06
- 抄訳記事公開日:
- 2018/06/15
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自動車の研究開発専門家が「ファラデー・バッテリー・チャレンジ」を主導
- 本文:
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Innovate UKの2018年2月6日付標記発表の概要は以下のとおり。
Jaguar Land Rover社のエンジニアリング研究部長、トニー・ハーパー(Tony Harper)氏が、産業戦略チャレンジ基金(ISCF)の下で次世代自動車のバッテリー開発業務を主導する。
同氏は2018年4月に英国研究・イノベーション機構(UKRI)に加わり、「ファラデー・バッテリー・チャレンジ」の新しい”Director”に就任する予定である(※2018年5月14日の時点で、同チャレンジの”Industrial Strategy Challenge Director”に就任したとのウェブ情報あり)。「ファラデー・バッテリー・チャレンジ」とは、政府がISCFの一環として、安全で、コスト効果がよく、持続可能で、軽量かつ高性能で、リサイクル可能なバッテリーの開発に、2億4,600万ポンドを投資するものである。
ハーパー氏は、Innovate UK、および「ファラデー・バッテリー・チャレンジ」を共同で遂行する工学・物理科学研究会議(EPSRC)にも跨って活動し、また先端推進システム技術センター(APC)とも密接に連携する。
「ファラデー・バッテリー・チャレンジ」はすでに著しい進展を遂げている。その中には、新たなバッテリー技術の研究・イノベーション・規模拡大を加速させる数百万ポンド規模のファラデー研究施設や、英国初の自動車用バッテリー製造・開発施設に対するAPCを経由した8,000万ポンドの投資がある。またInnovate UKは27件のバッテリー研究開発プロジェクトに4,000万ポンドを投資している。
[DW編集局]