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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2018/02/06
- 抄訳記事公開日:
- 2018/06/27
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第3次宇宙開発振興基本計画
- 本文:
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科学技術情報通信部は,「第3次宇宙開発振興基本計画(案)」と「韓国型ロケット開発事業の日程検討及び今後の計画(案)」を審議・確定した旨公表した。
第3次宇宙基本計画は,国の地位向上や経済発展が強調されてきたこれまでの宇宙開発計画から脱し,「国民の安全と生活の質の向上」を目的として推進するとして,挑戦的かつ信頼性ある宇宙開発により国民の安全と人生の質向上に寄与するとしている。推進戦略として,①宇宙ロケット技術の自立,②人工衛星活用サービスおよび開発の高度化,③宇宙探査の開始,④韓国型衛星航法システム(KPS)の構築,⑤宇宙革新生態系の造成,⑥宇宙産業の育成と宇宙雇用の創出など6大重点戦略分野で構成している。
主な内容は以下のとおり。
◯‘21年 韓国型ロケットの発射成功後,‘26年から民間の中小衛星発射サービスを開始
◯‘20年 月軌道宇宙船の発射後,韓国型ロケットで月着陸から‘35年の小惑星帰還まで成功
◯‘20年から韓国型衛星航法システムの構築を始め,‘35年から航法サービスを提供
◯‘22年 1時間観測周期の災害対応サービス体系の構築後,対応時間持続を短縮
◯‘18年から民間主導の衛星開発を始め,‘22年宇宙関連で1,500以上の雇用を創出 〔DW編集局〕*本記事は在韓日本大使館科学官の協力を得て作成された。