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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2018/05/08
- 抄訳記事公開日:
- 2018/07/31
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中国科学技術部、8領域の2018国家重点研究開発計画の採択プロジェクトを公表–総経費は31億元(約540億円)を超える
- 本文:
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2018年5月8日付の中国科学報は、「中国科学技術部、8領域における2018年国家重点研究開発計画の採択プロジェクトを公表–総経費は31億元(約540億円)を超える」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。
5月8日、科学技術部は8領域における2018年国家重点研究開発計画の採択プロジェクトを公表した。8領域は「高性能コンピューティング」、「クラウドコンピューティングとビッグデータ」、「地球観測と測位システム」、「戦略性先進電子材料」、「3Dプリンティングなどの積層製造・レーザー製造」、「石炭のグリーン高効率利用と新型省エネルギー技術」、「新エネルギー自動車」、「先進軌道交通」で構成されている。
今回、発表された採択プロジェクトの総数は128件で、総経費は31億元(約540億円)を超え、そのうち、大学が牽引するプロジェクトは51件、全体の40%近くを占め、他のプロジェクトは科学研究機関、企業が牽引する。
統計によると、プロジェクト採択数では華中科学技術大学が第1位で、合計5件のプロジェクトが採択され、総経費は約1.0874億元(約19億円)に達し、総経費が最も多い大学となった。清華大学は合わせて4件のプロジェクトが採択され、総経費は1.0363億元(約18億円)に達し、第2位にランクされた。北京大学と浙江大学はそれぞれ4件と3件のプロジェクトが採択され、総経費は5,000万元(約8.7億円)を超え、上海交通大学も3件のプロジェクトが際採択された。北京理工大学、武漢大学、同済大学、華東師範大学、西安交通大学、南京大学、東南大学、湖南大学はそれぞれ2件のプロジェクトが採択された(統計では各大学の附属病院を含む)。
[JST北京事務所]