[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/06/27
抄訳記事公開日:
2018/08/03
元記事の言語:
ドイツ語

砕氷研究船Polarsternによる北極探査

Ein Jahr eingefroren in der Arktis

本文:

砕氷研究船ポーラーシュテルンによる国際的な北極探査が計画されている。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

過去最大の北極探検が始まる。2019年9月に研究砕氷船ポーラーシュテルンがノルウェーのトロムソから北極へ出発し、一年間にわたって北極の氷に閉じ込められたまま北極海を漂流する。他の砕氷船や飛行機の補給を得て、17カ国、合計600人が探検に参加する。またこの何倍もの研究者が、気候および生態系の研究のため様々なデータと取り組む。ミッションをリードするのはアルフレッド・ヴェーゲナー極地海洋研究所(AWI)である。

カルリチェクBMBF大臣は「MOSAiC(Multidisciplinary drifting Observatory for the Study of Arctic Climate)-Expeditionによって得られる知識は、北極に関する理解を新たな水準へと引き上げてくれる。世界的な気候変動の影響をより正確に理解し、予測を向上させるためあらゆるデータを緊急に必要としている。AWIは世界の主要な北極研究機関をこの計画に結集することに成功した」と語った。

同計画の予算は1億2,000万ユーロで、参加国とヘルムホルツ協会が負担することになるが、最終的には90%をBMBFが負担する。開始までにまだ1年あるが、既に2011年にプレ計画が開始されている。準備は最終段階を迎え、現代の最大の北極探検へのカウントダウンが始まる。

[DW編集局]