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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 米国科学振興協会(AAAS)
- 元記事公開日:
- 2018/06/18
- 抄訳記事公開日:
- 2018/08/20
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国防関連の科学技術予算ではDARPAだけが増加
Defense Funding Notes: DARPA Up, But House Shifts Away From Other Research
- 本文:
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6月18日付けの米国科学振興協会(AAAS)による標記記事の概要は以下のとおりである。
数ヵ月前、連邦議会は、歴史的にも寛大な2018年度総括的調停予算(オムニバス)の一環として、国防総省(DOD)の研究に対して数億ドルの増となる予算を拠出したが、下院歳出委員会は、その一部を取り返そうとしている。先週、下院歳出委員会で採決された2019年度国防予算法案は、DODの初期段階の科学技術に対する予算を2.8%(4.2億ドル)削減するもので、基礎・応用研究で1.9%、先進技術開発およびプロトタイプ製作で3.9%の削減を行うものである。
本法案では、DOD研究開発費を2.3%増加させて総額599億ドルと見積もっているが、この増加は研究のためではなく、もっぱら開発・製造に向けられものである。このような開発・製造関連予算は30億ドル以上増加し、ほぼ5%の増加となる。これ以外の増加分は、人件費、運営維持費、海外対テロ活動である。科学技術プログラムは、3軍事部門すべてにおいて減少しており、陸軍の削減が最も激しく、海軍がそれに続いている。
国防高等研究計画局(DARPA)予算はDODの要求をほぼ満たす形となり、2018年度を10.3%上回る34億ドルとなった。オバマ政権下で発足したDODとシリコンバレーやオースティン(テキサス)などのイノベーターとを連携させる機能を持った防衛イノベーション実験ユニット(Defense Innovation Unit-Experimental(DIUx)の予算は、2018年比33%減の2,400万ドルとなる。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]