[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- エネルギー省(DOE)
- 元記事公開日:
- 2018/06/25
- 抄訳記事公開日:
- 2018/08/23
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ORNLのスーパーコンピュータ「サミット(Summit)」が世界最速に
- 本文:
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6月25日付けの米国エネルギー省(DOE)による標記記事の概要は以下のとおりである。
世界のコンピューティングシステムの演算性能を半年毎にランキングする「TOP500」によれば、DOEのオークリッジ国立研究所(ORNL)が所有するスーパーコンピュータ「サミット(Summit)」が世界最速となり、ONRLはトップの地位に返り咲いた。サミットは、エネルギー、先進材料、人工知能、その他の分野の課題を解決するための科学コミュニティの最も強力な計算ツールとして、IBMが構築したシステムである。
サミットは、最先端のハードウェアと堅牢なデータサブシステムの組み合わせにより、ORNLのスーパーコンピュータ「タイタン(Titan)」によって開発されたハイブリッドCPU-GPUアーキテクチャをさらに進化させている。サミットは、ハイパフォーマンス・リンパック(TOP500リストでスーパーコンピュータの評価とランク付けに使用されたソフトウェア)によるベンチマーク・テストで122.3ペタフロップスをたたき出している。理論上では、サミットは200ペタフロップスの計算が可能であり、これは従来のタイタンの約8倍のパフォーマンスとなる。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]