[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2018/07/20
抄訳記事公開日:
2018/08/24
元記事の言語:
ドイツ語

BMBF、DAADとDZHWが報告書「世界に開かれた科学2018」を発表

Wissenschaftsstandort Deutschland international hochattraktiv

本文:

7月20日ドイツ連邦教育研究省(BMBF)、ドイツ学術交流会(DAAD)およびドイツ大学科学研究センター(DZHW)が「世界に開かれた科学2018」と題する報告書を発表。これに関してBMBFは概略下記のような報道発表を行った。

ドイツは外国の学生および研究者にとって魅力ある国である。同時に海外に留学するドイツ人学生の数も増えている。

カルリチェクBMBF大臣談:「ドイツは国際的に非常に魅力ある科学の拠点であり、交際交流の恩恵を大きく受けている。外国人学生数は35万人を数え、連邦と州が共に定めた目標を予想よりも早く達成した。伝統である科学の自由そして大学への投資はこれまでに類を見ないほど報われている。ドイツの科学と大学のシステムは国際的にネットワーク化され、非常に世界に開かれたものとなっている」。ドイツの大学における外国人学生数は5%増加して、35万9,000人となっている。連邦および州は2013年に2020年までに外国人学生数を35万人とすることを目標としたが、2017年にすでにこれを上回っている。

ドイツは外国人研究者に対しても非常な魅力を持った存在となっている。2007年以降ドイツの大学における外国人研究人材の数は84%増加している。2016年には4万6,000人の外国人研究者がドイツの大学で働いており、対前年度比6%増となっている。カルリチェク大臣は「教育と研究に対する努力が実りをもたらした。「エクセレンス・ストラテジー」、「研究イノベーション協定」、「テニュア・トラックプログラム」、さらに現在の「イノベーティブ大学」等の国家的イニシアチブによって科学拠点としての魅力をますます高めていく」と語った。

同報告書はしかし、外国人学生の学業中断に関しては対策の要あり、としている。外国人学部生の45%、修士学生の29%がその途中で学業を中断している。これに対してドイツ人学生は学部で28%、修士で19%の中断となっている。DAADがBMBFの助成を受け、大学やその他の機関と共同で学業を修了させる措置に関する提案を作成中である。4年間の研究プロジェクト「留学生の学業修了と挫折」による実態調査が始まったところである。

[DW編集局]