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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 首相官邸
- 元記事公開日:
- 2018/07/10
- 抄訳記事公開日:
- 2018/08/31
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医療産業に関する戦略目標
- 本文:
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7月10日付政府の標記報道発表の概要は以下のとおり。
エドゥアール・フィリップ首相は2018年7月10日、フレデリック・ヴィダル高等教育・研究・イノベーション大臣ら関係閣僚出席の下、第8回医療産業戦略会議(CSIS)を開催した。
CSIS は医療業界と政府との間の対話の場である。今年は、フランス医療業界の全ての関係企業のほか、この業界の国際的企業の幹部多数が参加している。首相はこの機会を捉えて、患者らへイノベーションが迅速に適用されることの保証、研究のダイナミックスの支援、医療産業界におけるフランスの求心力強化など強力な施策を発表した。
医療産業は、フランスにとって重要な切り札となる戦略的産業分野である。その中で医療産業界の中核にある研究・イノベーションについて報道発表では次のように述べている。
・フランスではこの業界の研究開発に民間企業全体で毎年約70億ユーロが投資されており、これは企業がフランスにおいて実施する研究開発支出の20%を占める。
・医療産業における研究開発に対する公的投資額ではフランスは欧州第1の国である。
・3万人が研究活動に専念しており、これはフランスの研究開発要員数の15%を占める。
・欧州医薬品庁(EMA)による2017年の新薬承認件数が92件(2016年は81件)。
・フランスはバイオテクノロジー分野では欧州レベルにおいて良好な位置を占めている。
-バイオテクノロジー企業の数でドイツ、英国に次ぐ第3位
-開発中のバイオテクノロジー製品の数で第2位 [DW編集局+JSTパリ事務所]