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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防総省(DOD)
- 元記事公開日:
- 2018/08/07
- 抄訳記事公開日:
- 2018/10/26
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国防総省が産学共同研究への助成を発表
DoD Announces Five DESI Awards for University-Industry Collaborations
- 本文:
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8月7日付の国防総省(DOD)による標記報道発表の概要は以下のとおりである。
DODは防衛企業科学イニシアティブ(DESI)に関して5つの大学・産業チームを選定したと発表した。DESIは基礎研究の防衛能力へのインパクトを加速させることに焦点を当てた、大学と産業の研究協力を支援するパイロット・プログラムである。
DESIには2つの目標がある。第一に、それは現行の防衛能力に関する新しい発見と知識を同定し適用するとともに技術的ギャップに対処するための、大学と産業の持続的なパートナーシップを育成することを目指している。また、DESIは基礎研究の革新的な技術への移転を加速する新たな経路を設けるとともに、バネバー・ブッシュ教員フェローシップ、多分野大学研究イニシアティブ(MURI)、国防大学研究計装プログラム(DURIP)などのDODの他の基礎研究プログラムを補完することを目指している。
「DESIのようなプログラムは、研究エコシステムにおける協力を促進するとともに画期的な基礎研究の変革能力への移転を加速する上で必須のものである。」と、基礎研究局次長のビンドゥ・ナイール博士は述べた。「我々が直面するユニークで挑戦的な防衛上の課題群に我々が取り組んでいく上で、今回選ばれたチームがどのように役立ってくれるのか楽しみにしている。」
助成されるチームは5つのテーマ分野から選ばれた。5つの分野とは、エネルギー伝送、高操縦性自動無人航空機(UAVs)、ソフト活性複合材料、メタマテリアルをベースとするアンテナ、設定されたテーマには沿っていない革新的な提案のための代替的なテーマの分野である。各チームは、最終的な利用への適用を念頭に基本的な知識や理解を深めるため、最高150万ドルを2年間に亘って受け取ることになる。
2018年度DESIのテーマと実施チーム
1)エネルギー伝送 (リーダー:ジェイソン・マーシャル博士、空軍)
(主担当)ボーイング社、アリゾナ州立大学、シラキュース大学
2)高操縦性自動無人航空機(UAVs)(リーダー:ジーン-ラック・キャンビア博士、空軍)
(主担当)スタンフォード大学、スカイディオ社
3)計測、駆動、制御の機能を備えたソフト活性複合材料(リーダー:サミュエル・スタントン博士、陸軍)
(主担当)ノースウェスタン大学、テラプリント社
4)メタマテリアルをベースとするアンテナ(リーダー:ハロルド・ワインストック博士、空軍)
(主担当)デューク大学、ワシントン大学、ノースロップ・グラマン社
5)奨励される代替的テーマ(リーダー:ステイシー・ウィリアムズ博士、空軍)
(主担当)スタンフォード大学、カリフォルニア大学マーセド校、バイザー社DESIは研究・エンジニアリング担当国防次官室の基礎研究局により資金提供されている。空軍科学研究局が陸軍研究局と協力して本プログラムを運営している。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]