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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)
- 元記事公開日:
- 2018/09/07
- 抄訳記事公開日:
- 2018/11/07
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ジョン・L・アンダーソン氏が全米工学アカデミー次期代表候補に指名される
John L. Anderson Nominated to be Next National Academy of Engineering President
- 本文:
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9月7日付け、全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)の標記記事の概要は次のとおりである。
全米工学アカデミー(NAE)の2019年度指名委員会はジョン・L・アンダーソン(John L. Anderson)氏を唯一のNAE代表候補者として推薦した。アンダーソン氏はイリノイ工科大学の化学工学部の名誉教授であり特別教授でもある。2019年3月にNAE会員により新NAE代表の投票が行われ、選出されれば、前任者のC・ダニエル・モート・ジュニア(C. D. (Dan) Mote, Jr.)氏の後を引き継ぎ、7月1日より6年間の任期でNAE代表を務める。
NAEは全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)の一部である。NASEMは独立した非営利組織の集団で、米国および世界にとって喫緊の問題について政府や市民に助言する。NAEの会員はその顕著な功績により同じ分野の研究コミュニティから選出された米国の一流の工学者である。1964年に創設され、1863年に米国議会により全米科学アカデミー(NAS)に付与された定款により運営されている。NAE代表はNAE本部のあるワシントンDCで常勤し、全米研究会議(NRC)の副議長も同時に努める。
アンダーソン氏はデラウェア大学で化学工学学士号、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で化学工学博士号を取得し、コーネル大学、カーネギー・メロン大学、ケース・ウェスターン・リザーブ大学、イリノイ工科大学で教鞭をとった。2014年にはオバマ大統領により、国家科学審議会(NSB)の委員に選出されている。他にも、数々の栄誉ある受賞歴がある。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]