[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
Innovate UK
元記事公開日:
2018/07/24
抄訳記事公開日:
2018/11/16

複合炭素繊維部品用の世界初の3Dワインダーを開発UK creates worldプラットフォームからデジタルデータを迅速かつ正確に抽出するバイオインフォマティクス又は人工知能アプリ

UK creates world’s first 3D winder for complex carbon fibre parts

本文:

Innovate UKの2018年7月24日付標記発表の概要は以下のとおり。

機械専門メーカー Cygnet Texkimp 社とマンチェスター大学は、次世代の低燃費車や飛行機をサポートする最先端のマシーンを開発した。3Dワインダーは、炭素繊維の敷設ができる世界初のロボット式巻き取り機であり、産業用の複雑で軽量な複合材部品の製造が可能となる。これは2年間の知識移転パートナーシップ(Knowledge Transfer Partnership:KTP)の成果である。

3Dワインダーは、マンチェスター大学の材料研究大学院(School of Materials)のプロトタイプを基に製作された。完成した機械は、フィラメント・ワインディングと呼ばれる技術を使用して、翼の主要構造部材である燃料パイプや航空機翼桁などの複雑形状部品を製造できる。

この機械により、費用対効果の高い大量・高速処理が実現する。トライアルでは、編み込みや織り(ウイービング)といった従来の方法より、はるかに早く高精度で部品を製造できることが明らかとなった。

[DW編集局]