財務省（HM Treasury）の2018年9月19日付標記発表の概要は以下のとおり。

フィリップ・ハモンド（Philip Hammond）財務大臣は、産業戦略チャレンジ基金を通じて、建設セクターにおけるクリーンエネルギー・イノベーションに対する英国政府による新規3,600万ポンドのファンディングを発表した。このファンディングは、光と熱から発電する新しい建築材料とコーティング技術を開発するスウォンジー大学が率いるコンソーシアムに向けられるものである。このエネルギーは、家庭、病院、学校に電力を供給するために利用でき、また国の電力網にその電力を販売することもできる。

今回の発表は、2030年までに新しい建物のエネルギー使用量を少なくとも半分にするという政府の目標を支援するものである。スマート技術を取り入れて建物のエネルギー効率を高めることにより、家庭の光熱費を削減し、エネルギー需要を減らし、英国の経済成長を促進でき、同時に炭素削減の目標を達成できる。

[DW編集局]